世界経済の変調で、上場株式の調子がなかなか良くありませんが、IPO市場も調子がよくありません。2016年は3月25日時点です既に6社、IPO社数の3割が公募割れ。厳しい!

 負けにくいハズのIPO投資ですが、正直投資なのでシンドイ時期もあります。今後の教訓を得るためにも、2016年のこれまでのIPO銘柄で公募割れの銘柄について分析してみました。

 そしたら公募割れ6銘柄の中、3社がみずほ証券主幹事銘柄ということが判明しました・・・。

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公募割れした6社

 2016年のIPO銘柄で3月25日時点で公募割れした銘柄は下記6銘柄です。

・フィット(1436・マザーズ)SBI、公募1,890円-初値1,890円(▲8%)
・UMCエレクトロニクス(6615・東証)みずほ、公募3,000円-初値2,480円(▲17%)
・アカツキ(3932・マザーズ)野村、公募1,930円-初値1,775円(▲8%)
・フェニックスバイオ(6190・マザーズ)SMBC日興、2,400円-2,350円(▲2%)
・アイドママーケティングコミュニケーション(9466・マザーズ)みずほ、公募1,440円-初値1,230円(▲15%)
・ウィルプラスHD(3538、ジャスダック)みずほ、公募1,880円-初値1,729円(▲8%)

 3月はあと2社のIPOが残っていますが、これまで21社IPOして公募割れ6社。公募割れ率(そんな言葉はありませんが)は28.5%!
 そうか約3割のIPO銘柄が公募割れか・・・。正直、結構IPO投資もやられてしまってます・・・。

16.3.25公募割れ
約3割が公募割れというのは非常に残念な事態・・・

公募割れ銘柄の主幹事、みずほ証券が3社で最多

 上記の公募割れした6社を主幹事別に社数を分けてみました。

・みずほ証券 3社
・野村証券 1社
・SMBC日興証券 1社
・SBI証券 1社

 公募割れ銘柄を主幹事毎に分けて考えると、公募割れが続発したのはみずほ証券の値付けが下手っぴだった、という面も・・・。何せ公募割れした6社中、3社がみずほ証券の主幹事銘柄。

 みずほ証券はこれまで5社の主幹事を務めていますが、その半分以上の3銘柄で公募割れしている、ということになります。。。これって社内的に、相当問題になっているのでは?

 ちなみに昨年、みずほ証券主幹事銘柄で公募割れは1社でした。それもグリーンペプタイド(4594)というバイオ銘柄。それが3月末を待たずに公募割れ3件発生です。

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安定の準大手証券と大和証券

 主幹事を手がけた銘柄で公募割れが多く発生している、2016年最初のIPO市場ですが、どうにか踏ん張っている証券会社も。

 まずは準大手証券会社。東海東京証券2社、いちよし証券1社の主幹事銘柄がありましたが、公募割れは起こしておりません。中堅証券会社の主幹事銘柄は負けない理論、市場環境が厳しい2016年も続いています(詳しくは下記をどうぞ)。


 
 そして大和証券も踏ん張っています。大和証券は5社の主幹事銘柄がありましたが、公募割れは無し。野村、SMBC日興と公募割れが発生している中、大手証券で唯一公募割れ発生を防いでいます。

資金の回転が効かなくなりつつある今日この頃

 固いと言われるIPO投資ですら公募割れが出ており、更に昨年上場して、個人投資家の資金を吸い上げた郵政3社も初値割れで株価が推移していれば、個人投資家の投資余力も無くなる訳で、個人投資家の資金の回転が効かなくなりつつあるようです。

 確かに「はてな(3930)」のように2倍になったIPO銘柄もありますが、IPO投資の神話が崩れ始めている2016年最初のIPO市場となっています。

 果たして2016年のIPO市場は今後どうなっていくのか?2014年、2015年と活況を呈したIPO市場も遂に落ち着く時が来てしまうのか?
 
 4~6月は例年IPO社数が少ないので様子見になりそうですが、7月以降のIPO市場は正念場を迎えそうです。果たして?

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